漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
67才男性
手の平の皮めくれ。大きく割れて血が出るところもあり痛い。ステロイドを何度も塗り繰り返しているが何年も治らない。
奥さまに、ご主人さまの食生活及び生活習慣をお聞きすると、夜は必ず飲みに行き、そこで食事とお酒を飲んで帰宅して、直ぐに寝る生活を毎日続けているとのこと。
また、この生活を止めることはできないとのこと。
手の平の皮めくれが治らない原因の1つに、この方の夜の生活習慣がある。
飲んで食べて帰宅して直ぐに寝るので(寝るまでの時間が短い)、消化吸収が上手くいかず、その結果、睡眠中に行われる夜の修復が【栄養不足】で上手くできていない状況。
この生活を変えられないとの事でしたので、消化を促す【漢方の消化剤】を基本、お湯に溶かして飲んでもらうことになった。
飲み始めて1ヵ月もしないうちに手の皮がくっついてきてキレイに治ってきた。
それから1年半経過しますが、全く皮めくれも皮膚トラブルもなく、身体も元気になり、楽しみである夜飲みご飯生活を続けておられる。
その間、別のことで10日ほど入院された時に漢方の消化剤を飲まない時があったが、その時に皮がめくれてきたので、「やっぱり、これがよく効いてるんやな」と関心されていた。
実は、ご本人さまでは毎日継続は難しいとのことで、奥さまが「毎日飲ませてあげる」という努力をされたのも良い結果を出せた要因だと思います・
奥さまいわく、ご主人は夜に飲みに行くのが生きがいで、元気に毎日遊びに行っている間は「健康」だと思っているので、夜は遊びに行かせてあげたいとおっしゃっていました。
生活習慣も無理に変えると、逆にストレスになることもあるので、今回は、生活習慣を変えずに上手く改善できて良かったです。
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